みなさんは青い池をご存知ですか？
青い池とは旭川の隣町、美瑛町の白金地区にある池で、立ち枯れた木々と美しい青色の水面が醸し出すファンタジックかつノスタルジックな雰囲気で人気の場所ですね。白金には温泉街もあるので、そこを旅の拠点にしつつ、青い池を訪れるのも良いかも。
青い池は私も何度か足を運んだことがありますが、その度にその美しい姿に心を奪われてしまいます。
今回はその美しさを２つの見方でご紹介します！
あ、青い池にはＪＲ美瑛駅からバスも出ていますが、本数が少ないので車移動がオススメですよ～。
青い池の美しさに酔いしれる
旭川から青い池へ向かうには、国道２３７号線で美瑛市街地まで進み、市街地に入ってすぐ左折します。あとはただひたすら山に向かって直進し、道の駅「白金ビルケ」を過ぎればもう少しです。
入口の看板を見逃さないように注意して駐車場へ！（下の写真は道道966号を左折後すぐの駐車場入口）
駐車場は以前未舗装でしたが、人気が出たからか町が整備して有料になっちゃいましたね（2022年現在のグーグルマップではまだ以前の未舗装状態が写っています）。今では観光バスのルートでもあり、多くの人が訪れています。
青い池へは駐車場から近く、順路では池にそのまま向かいます。
池の縁の道は木の根っこが張り出していたりと歩きづらく、注意が必要です。
天気の良い日なら、池の縁を歩きながらお気に入りの撮影スポットを探すのもおもしろいかな。（繰り返すけど、くれぐれも足場には注意してね！）
晴天の青い池 ー 美しい青い水面に心が洗われる
「水なんだから青いなんて当たり前じゃん」って思った人、これを見てください！
じゃーん！
ちなみに青い池の「青」は水が青いわけじゃありません。
これは池の中の小さな粒子に太陽光が当たることで青く見えるんですね。下の写真に解説があります。
実際、池をよーっく見てみると青く濁っているのがわかります。青というかやや緑寄りに見えるんですが、これがキレイ。
まあ難しいことはともかくとして、見とれてしまうよね…。
空の青さとの対比。深い…。
青い池の景観で忘れてはならないのが「立ち枯れた木々」。水の上の白い木々を見ていると、この世のものとは思えないような不思議な感覚。
北海道には他にもトドワラ（別海町）などがありますが、私はこういう「ものがなしさ」を感じるのが好きなんです。
みなさんは青い池にどんな魅力を感じるのかな？
水鏡が映す果ての姿。ただそこにある刹那の碧。
寒い夜の青い池 ー 光が創る青い幻想
季節は冬。それでも見に行きたい青い池がそこにある。
美瑛町は旭川の隣町というだけあって冬は寒いッス。
特に青い池がある白金地区は山間部なので雪も深く、車の運転には注意が必要だよ！
おっと、看板見逃すところだった。この時期のこの時間は気を付けないと。11月末ともなると17時半なんてもう真っ暗だね（看板付近に灯りはナシ）。
さて、そんな暗い山の中に何しに来たかというと、コレを見に来ました！
青い池のライトアップ！（11月1日～）
暗闇に映し出されたゆっくりと降り注ぐ白い雪と木々、そして雪化粧の青い池。
静まり返った幻想空間で躍る光は鏡のような水面を照らす。
時間を忘れそう・・・
いつまでも見ていたくなる・・・。
事前に確認！青い池のライトアップ時間
このライトアップは時間帯が決まっており、その月によって変わります。
以下、美瑛町HPからの引用です。
（青い池のライトアップ時間）
【11月1日～翌4月30日までの間、下記時間から午後9時まで】
11月 午後 5：00～
12月 午後 4：30～
1月 午後 5：00～
2月 午後 5：30～
3月 午後 6：00～
4月 午後 6：30～
※12月31日～1月3日は、点灯時間を翌日午前2時まで延長します。
※悪天候時は中止する場合があります。その際は美瑛町HPなどでお知らせします。
※冬期間は、積雪によって青い水面を見ることができません。
※視点場所以外は大変危険なため、立ち入らないでください。特に池の中には入らないでください。
美瑛町HPより
青い池の２つの顔 ー 自分の楽しみ方を探してみよう！
青い池は北海道内でも有数の観光名所ですが、旭川からでも比較的ドライブしやすい場所にあり、そんなに人であふれかえる場所でもない（一時的にはそういう時もありますが）。
旭川や美瑛、富良野方面への観光ルートに組み込むのも良いと思います。
あ、旭川周辺のドライブならコチラも参考にどうぞ！
（旭川発日帰りドライブシリーズ） 就実の丘 ― 大パノラマの空に吸い込まれる
ちなみに今回紹介した青い池の２つのシーンはそれぞれ9月と11月で、観光するうえで比較的条件が良いタイミングだったと思います。
その理由は、①虫が少ない、②草木の繁茂が落ち着いているためです。
ただ、時期によってはコロイド粒子の濃度によって更に水面が青く見える時期もあり、この池はまだまだいろんな顔を見せてくれそうです。また行ってみよ！
この記事が役に立ったり、指摘や要望などがあったら、気軽にコメントくださいね～！
それではまた！
＜ 青い池に行くには ＞
自家用車でない場合、青い池に行くにはバスかレンタカーを利用しましょう。夏であれば、体力に自信のある方に限って自転車という選択肢もあります。
冒頭にもありますが、ＪＲ美瑛駅からバスは本数が少ないので、車移動がオススメです。
おまけ ー ここにもソフトクリームあるよ～
遊歩道にある売店「青い池」さん。
青い池ソフトがコチラ！
かわいらしいキタキツネの絵柄入りクッキーがついちゃってます。
いただきまあす！あむっ！
おぉ、ラムネ味でシャーベットの食感。
なつかしいおいしさだわ～。
みんなも食べてみてね～！
※売店「青い池」さんは11月30日からは冬季休業になっています。ご注意を！
コメント